WooCommerceについて

2012年ごろ、WordpressのショッピングカートプラグインWooCommerceが登場しました。当初はバグも多く、日本語対応もありませんでした。特に日本人にとってはWelcartのほうがはるかに使いやすいカートでした。

ところが、Wordpressの運営会社Automatic社がWooCommerceを買収してから一気に注目を集めるようになりました。多言語化、各種通貨、決済、商品オプション機能等多くの関連プラグインが開発されました。

現在では、全世界のショッピングシステム利用率でShopifyを抑えて1位です。日本でも右肩上がりで利用者が増えています。

世界でWordPressのショッピングカートWooCommerceが選ばれる理由

ショッピングカートの採用を決める際、コスト、安定性、スマホ対応、情報発信のツールが検討するポイントになります。また、ショップサイト、実店舗、オフィシャルサイトを一つのドメインに統合できることが大きなポイントになります。ユーザーは一つのサイトでオンラインショップでの購入、実店舗の内容、新着情報やイベントをすべてを確認できます。 [...]

2022年 WordPressのショッピングカート VS ASP型カートとの違い

目次1 WordPressとは2 ASP型ショッピングカートとWooCommerceの違い2.1 2.2 ASP型カートのメリットとデメリット2.3 なぜ世界はWooCommerceを採用するのか3 最後に WordPr [...] [...]

2017年ごろまでは日本独特の決済や配送方法で日本語対応が不十分でしたが、最近では日本対応のプラグインが導入されて銀行振込、代金引換、配達指定日がすべて日本語対応になり、WooCommrceを導入される日本のサイトも増えてきました。

ノートパソコンのようなオプション(容量、CPU、画面解像度、SSD、メモリ等)の多い商品でも、価格可変で設定できます。また、商品を属性で絞込検索できるのは最大のメリットです。もちろん、WordPressですのでブログ投稿、固定ページ、LP(ランディングページ)、ポートフォリオが無制限で使用できます。

また、WordPress]で動作しますので、ブログ機能が最大のメリットと言えます。ASP型ショッピングカートにはないブログ機能がすべて揃っています。

Strip、Paypal、PAY.JP、イプシロン、ヤマトWEBコレクト、ソニーペイメントなどがあります。手数料は約2.5%から4%、導入までの日数は数日から5週間とそれぞれ異なります。必ずしも手数料が低いほうが良いとは限りません。電話サポートが不十分か充実しているかも選ぶポイントにしましょう。

現在では、KOMOJUのように、コンビニ決済、銀行振込、クレジットカード決済、ペイジー、キャリア決済(docomo、Softbank、au)、スマホ決済(PayPay, LINE Pay, メルペイ)各種電子マネー(プリペイド決済)が利用できます。

WooCommerceは世界中で使用される人気のショッピングカートシステムですが、それゆえ日本独特の商習慣には十分対応できない機能があります。まず、代引き手数料の価格が一つだけしか設定できません。また、お中元などで二人以上の配送先設定ができません。これらは有料のプラグインで可能ですが、2021年11月現在、精度が良くないためお勧めできません。

WooCommerceはWordPressで動作するプラグインです。

比較サイトなどで「WordPressはセキュリティに問題がある」と言った記述を目にしますが、大抵の場合、更新がほとんどされていない無料のテーマやプラグインを使用することが問題です。そのようなテーマやプラグインは最新のWordPressに対応できないことがあり、システム全体のバージョンアップができなくなるため、脆弱になります。

大切なことは、
①パスワードを12桁以上英数字・大文字・小文字・特殊記号を含めたパスワードを設定する。
②最新のWordPressバージョンに対応して更新されるテーマやプラグインを使用する。
③他のショッピングシステムにも言えることですが、ログイン情報は厳重に管理する。
④万一改ざんされた場合でも対応できるように、バックアップを定期的に取る。(バックアップを自動で行えるプラグインがあります)

確かに、WordPressのバージョンアップやシステムファイルのバージョンアップには専門的な知識が必要になrますが、着実にバージョンアップされるテーマやプラグインの選択とsqlやphpのバージョンアップを適切に行ってくれるサーバー会社を選ぶことが重要です。

もちろん対応しています。世界中の税制に対応できます。

47都道府県別送料は当然ですが、それだけではなく、販売するすべての国・都市別に送料を設定できます。また、一般商品と冷凍・冷蔵商品を分けて送料を設定できます。有料ですが、重量やテーブルレートと呼ばれる購入数によって送料を設定する機能もあります。

日本語表示ですので、特に問題はありません。ブログ投稿、固定ページ、商品関連、売り上げ処理関係等、ブロックが分かれています。

Flatsome + UX builderについて

WordPressの有料テーマです。Envatoマーケットで販売されています。特に、WooCommerceに適したテーマとして世界中で最も多く利用されています。このテーマは日本でよく見かけるテーマとは異なり、UX Builderと呼ばれる編集ツールが付属しています。この編集ツールでHTMLの知識がない方でもページを編集できるようになります。

簡単に述べるとFlatsomeテーマに付属する専用の編集ツールです。利用するためにはEnvatoマーケットでFlatsomeを購入する必要があります。

「簡単」というと語弊があります。ニアメディアでは2017年初頭から使用していますが、難易度はマイクロソフトのWord,やエクセルと同等レベルと感じています。

Wordやエクセルは初級者でもそれなりに文書を作成できますが、慣れれば精度が増します。UX builderも同様です。ただ、残念ながらメニューが英語です。英語と言っても基本単語ですので、まずは動画等でご確認してください。

ニアメディアYouTubeチャンネル動画一覧

デザイン、UX(ユーザーエクスペリエンス)につて

結論から申し上げますと、ワイヤーフレームとデザインカンプは提供しておりません。

以前のWEB制作の流れでは、確かにワイヤーフレームとデザインカンプが重要な役割でした。しかし、現在ではスマホデザインをメインとするモバイルファーストや様々なモニターのサイズでデザインが変わるレスポンシブデザインが主流です。

レスポンシブデザインが主流で、さらにFlatsomeを使うことでレイアウトを容易に変更できる時代では、ワイヤーフレームとデザインカンプは制作コストを無駄に高くするだけで、もはや必要ないと考えます。

参考までに、ワイヤーフレームとは、WEBbページのレイアウトを定める設計図です。実際のデザイン作業に入る前に作成してお客様に確認していただきます。おおまかな完成イメージをお見せするのが目的でした。

デザインカンプとは「Design Comprehensive Layout」の略で、デザインの完成見本のことです。いくつか見本を作成してお客様に選んでいただき、それをもとに制作を行します。

UX(ユーザーエクスペリエンス)とは製品やサービスなどの利用からエンドユーザーが得る体験を意味します。

例えば、一年前に購入した商品を再度購入したい場合、マイページの購入履歴から「再注文」を容易に行える。閲覧した商品を表示してくれるなど、ユーザーに分かりやすい設計になっていることです。

Google検索の順位を決める評価はモバイルサイトのコンテンツに依存します。これをモバイルファースト(PCよりもスマホサイトを重視する)と呼んでいます。

ユーザーがスマホでWEBサイトにアクセスした際にページ表示速度が遅いと、滞在時間が少なくなったり、あるいはページが開く前に離脱してしまうケースが多くあります。どんなにデザインが優れていてもページ表示速度が遅ければ、意味がありません。

これを改善するには、ページが開くまでの時間が速いか(Pagespeed Insights)等、基準が設けられています。モバイルユーザーに読みやすい構成がWEBサイトに求められています。

また、文字やボタンのサイズとコントラストは適切か、画像には代替え文字が定義されているか、サイト内のコンテンツにどこからでもアクセスしやすくなっているかも重要な要素です。

日本のWEBデザイナーの多くはいまだにPCデザイン重視の傾向にあります。PCもスマホも両方ともデザインを高める場合、別々に作る必要があります。ブランドイメージを大切にすることは大切ですが、制作には高額なコストがかかりますし、運用も数倍かかります。現在では、このような方法は推奨されていません。

申し訳ござませんが、WEBデザイナーが作成されたデザインをベースにFlatsomeでWEBサイトを構築することは行っておりません。

モバイルファースト(PCよりもスマホサイトを重視する)時代になっていますが、日本のWEBデザイナーの大半はPCデザインを優先しているため、スマホとタブレット対応に工数がかかりすぎるためです。WEBデザイナーでもHTML5やHTML Living Standard7 をしっかり理解していれば、ニアメディアに依頼しなくてもFlatsomeでサイトを構築できるはずです。

設定料金、制作料金、お申込み・お支払い方法等

WEBサイト制作基本料金は以下の通りです。

項目価格(税込み)作成・設定内容備考
WordPress設定、テンプレート作成、編集ツール設定88000円ヘッダー、スライド、サイト内検索機能
※HTMLやcssを知らない人でも画像の入れ替え、テキストの編集、コンテンツの追加を行える設計にします。
有料のFlatsome編集ツールが含まれます。
※今まで制作会社に依頼していた更新もお客様が行えます。コスト削減になります。
トップページ33000円~可能な限りご要望に沿うレイアウトにいたします。コンテンツの量に依ります。
下層ページ5500円/ページ基本的に整合性を取るために共通のレイアウトになります。コンテンツの量に依ります。
簡易版予約機能設定22000円/1件飲食店、セミナー向け予約可能日、定休日、席数、ID発行、時間帯、予約人数等の基本設定
簡易版予約機能設定22000円/1件ホテル、民宿向けチェックイン、チェックアウト、ID発行、時間帯、予約人数等の基本設定
問い合わせフォーム16500円/件問い合/資料請求/見積もり依頼郵便番号自動入力
アクセス解析2200円Googleアナリティクス・サーチコンソール設定
ブログ3300円一覧、カテゴリー設定Googleに自動登録

詳しくは「WEBサイト制作料」をご覧ください。

WooCommerceショッピングカー制作基本料金は以下の通りです。

項目価格(税込み)作成・設定内容備考
WooCommerce設定

165000円

送料(47都道府県別送料)、銀行振り込み/代引き/クレジットカード決済設定、各種自動返信メール、特定商取引、チェックアウトページ、マイアカウント、個人情報の保護有料のFlatsome + UX Builder編集ツールが含まれます。
商品入力A

330円/個~

画像加工・商品オプション(サイズ、カラー等)無しの場合
商品入力B

1100円/個~

画像加工有り・商品オプション(サイズ、カラー等)無しの場合画像加工3個まで
商品入力C

2200円/個~

画像加工・商品オプション(サイズ、カラー等)有りの場合画像加工・オプション3個まで
商品入力C例 >>
商品入力特殊

初期費用 33000円
3300円/個~

画像加工・商品オプション(サイズ、カラー等)、クロスセル、ラッピング等有りの場合画像加工・オプション3個まで
商品入力特殊例 >>
トップページ

33000円

トップ、サイトメニュー、フッター商品表示 人気/売れ筋/カテゴリー等、新着ブログ表示
固定ページ

5500円/ページ~

会社概要、実店舗紹介、
問い合わせフォーム

16500円/件

問い合/資料請求/見積もり依頼郵便番号自動入力
ブログ

3300円

一覧、カテゴリー設定Googleに自動登録

詳しくは「ショッピングサイト制作料」をご覧ください。

ニアメディアで依頼される場合、以下の条件があります。

  • 画像加工(サイズの変更など簡単な加工)とPC操作(ワード、エクセルを基本通り操作できる)のスキルを持っていること
  • 嘉造とテキストを準備できること ※ニアメディアではライティングは行いません。
  • ブログを書く社員がいること ※検索対策に大きく影響します。

制作のフローは以下になります。

  1. 見積りをご依頼ください。
    お見積り依頼フォーム
  2. お見積りと質問シートを送りますので、ご回答ください。
  3. ご依頼される場合は、原稿とサービス・商品説明・画像をご用意ください。
  4. Flatsomeでおおまかなレイアウトを作成しますのでご確認ください。
  5. 詳細設定を行います。
  6. 原稿と画像を受け取り後、最短で4週間後の納品になります。
  7. お支払い 納品後4週間以内 銀行振込

一般的にワイヤーフレームと呼ばれる構成図は省きます。上記4が構成図になります。ワイヤーフレームでPC/スマホ/タブレットの3種を表現するのは複雑でわかりにくいため、またワイヤーフレームの作成自体に高額なコストかかるため、ニアメディアではFlatsomeでレイアウトを作成してお客様に確認していただきます。

Flatsomeのレイアウトがあれば、PC/スマホ/タブレットごとの見え方を実際のweb上でご確認していただけますので、お手元の様々な媒体で確認でき、ワイヤーフレームよりもむしろ理解しやすくなります。

その他

WordPressは常にバージョンアップされていて、それにともないテーマもバージョンアップしなければなりません。その意味ではWordPressオフィシャルサイトが提供している無料のテーマが最も安定しています。

しかし、これらのテーマでビジネスサイトを作成するにはコーディングの知識と経験が必要になります。

ニアメディアが最もお勧めするテーマはlightningです。ブログがメインのサイトでしたら無料版、ビジネスサイトでしたら有料のLightning G3 Pro Pack(9900円//年)がお勧めです。ターゲットが日本市場のみの場合、FlatsomeよりもむしろLightningのほうが適しているかもしれません。

ニアメディアがFlatsomeを採用する理由は、WooCommeceショッピングカードプラグインとの連携です。

一般的な説明では、「ドメインとはインターネット上の住所のことで、ドメインに紐づく「IPアドレス」というものにあります。 数字だけでは覚えづらいため、分かりやすいドメイン名に変換しWebサイトの場所を示します。」のようになっています。

この説明で理解される方は少なく、ドメインを取得すればIPも取得できると勘違いされる方が多くいます。

ドメインの取得は、主にお名前ドットutionコム、ムームードメイン、名付けてネットのようなサービス業者から取得できます。海外では、Network Solutionが有名です。

ドメインの設定にはDNS(ドメインネームサーバー)があり、そこに使用するサーバーの名称を設定します。たとえば、ロリポップサーバーを使用する場合は

プライマリネームサーバー uns01.lolipop.jp
セカンダリネームサーバー uns02.lolipop.jp

と設定することでロリポップのサーバーを使用できます。この設定を行うことで初めてIPが取得できます。

上記説明を読んでもやはりよく理解できない方が多くいます。

人と人が住む住宅に例えると、ドメインは名前を表す家の表札で、サーバーは住宅になります。住宅には住所があります。仮に、筆耕したとします、表札の名前は変わりませんが、住所は変わります。つまり、ドメイン名は変わらなくても、サーバーは自由に変更できます。

ニアメディアは数十社のサーバー会社(ホスティング業者)を経験してきましたが、お薦めするのはサーバー提供(ホスティング)を主サービスとしているサーバー会社です。

WordPressは常にバージョンアップしますので、サーバーもバージョンアップが必要です。

以下お薦めのサーバー会社です。これらのサーバー会社はプラン変更せずにphpやMysqlのバージョンをアップしてくれます。

さくらネット、ロリポップ、ヘテムル、エックスサーバー

おススメサーバー会社

WooCommerceのことなら

WooCommerceが動作しない、プラグインが設定できないなどが原因であきらめてしまう方がいらっしゃいます、Wordpressはパソコンと同じで、古いバージョンのまま何年も使っていると動作しなくなることがあります。

ニアメディアでサポートできることでしたら、低料金でお見積もりいたします。

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